商品紹介
不織布そのものについての解説の後、高価なものや贈り物に不織布の梱包材が使われている理由を詳しくまとめました。
そもそも不織布とは?原材料はなに?
不織布とは?
不織布とは、名前の通り“織っていない布”で、繊維を織らずに絡み合わせたシート状のものの事です。多孔性(ポーラス)という非常に小さい穴が空いており、通気性が良く、吸水性や保湿性にも優れ、衛生用品、生活用品、農業資材、建築資材など様々なシーンで利用されています。
長所
- 通気性が良い
- 保温性
- ろ過性
- 吸水性
- 保湿性
- 均一性
- 強度や伸びなどに方向性を持たない
短所
- 耐久性・強度は織られた布に劣る
- 透明なものを作ることが難しい
原材料はなに?
原材料は、ナイロン・ポリエステル・ポリプロピレン・綿・麻・毛・パルプ・再生繊維などです。
工業用としての不織布の始まりは毛屑や紡毛を接着剤で固めてフェルトの代用としたものだったそうです。手芸用のフェルトも不織布の仲間に入るということですね。
不織布製品はどんなものがあるの?
最も身近な不織布製品といえば、間違いなく“マスク”でしょう。
不織布の製品は他にもたくさんあります。調べてみたら「え?これも不織布?」と思うことがありました。
不織布で出来ている製品例
梱包資材:アパレル製品のショップバッグインナー、花束用ラッピングペーパー
衛生用品:おしぼり、紙オムツ、生理用品、マスク
医療用:手術着(医療用ガウン)、汚れ防止用ベッドシーツ
衣料用:衣類カバー、服芯地
食品用:コーヒーフィルター、ティーバッグ、だしパック
清掃用:ダスター、フローリングワイパー、換気扇フィルター
その他、フェイスカバー、自動車部品、使い捨てカイロ、マッサージ店のシーツ、一升瓶用酒袋etc.
梱包材としての不織布
製品例で少し紹介しましたが、不織布製の梱包材もございます。
不織布製の梱包材は柔らかくサラッとしています。
通気性がよい上に非常に目が細かいので、大切な中身をホコリや汚れから守るという使い方もされています。
不織布がギフトのラッピングに最適な3つの理由
不織布は色鮮やかなラッピングペーパーやショッパーもあり、中身の良さを引き立たせてくれる存在です。
ギフトや贈り物が大変華やかに仕上がります。水に濡れても破れないので花束にも最適です。
不織布ラッピングのメリット
- カラーバリエーション豊富
- 柔らかく包みやすい
- シワになりづらく、ラッピングの包み直しが可能
高価なものを不織布で梱包する理由
不織布は紙やビニール素材に比べて高価ですが、柔らかい素材感は上質さを感じます。
大切なものを取り扱う時には傷や汚れがつかないように最新の注意を払います。高価なものであればさらに慎重になることが多いはずです。
先に書いた通り、不織布にはホコリや汚れから中身を守るってくれる特性があります。不織布で包むことは、その中身は大切なものでありとても丁寧に扱っているということを意味するのです。
また裏を返せば、お手頃な値段の靴でも不織布で片方ずつ梱包されていれば「丁寧に包まれていて嬉しい」と思ってもらえます。製品の価値、包んだ人のイメージアップにもつながるというものです。
不織布は肌に直接触れる製品もあるほど柔らかく、吸湿性も高いのでサラッとしています。例えばエナメル質、プラスチック、革をビニール袋に入れると梱包材が貼り付いて取り出しにくくなる事がありますが、不織布なら中身に貼り付く心配もありません。ハイブランドのお財布や靴、一点もののクリエイター製品には特にオススメです。
不織布梱包材おすすめの使い方
アパレル
革製品(財布・靴・小物)の梱包や保護/アパレル製品の梱包や保護/ショップ袋のインナーバッグとして
ギフト
花束/ギフトのラッピング
食品
お土産・食品の包装/おせちなど重箱用風呂敷として
ワインなどの酒類
ワイン・シャンパンなどの酒類の梱包/ギフト/お土産
日本酒(四合瓶)・焼酎・泡盛・ワインなどの酒類の梱包と保護
その他
柚子などを入れて入浴に
不織布は何ゴミ?リサイクルは可能?
分別については、調べた限りでは多くの自治体で「可燃ごみ」として廃棄されていました。当店がある名古屋市は可燃ゴミでした。
リサイクルについては、不織布はさまざまな素材が組み合わされており、違うものに生まれ変わらせるリサイクルは難しいようです。
「可燃ごみ」として集め、焼却して熱エネルギーに利用されています。
まとめ
- 不織布を使った梱包は取り扱いの丁寧さを感じさせてくれる
- 不織布を使うとイメージアップにつながる
- 豊富なカラーバリエーションでしわになりづらくラッピングに最適
オススメな梱包材