アイデア
家屋の寒さ対策には、気泡緩衝材(プチプチ、エアセルマット)が効果的であることをご存知でしょうか。
これらは室内の温度を快適に保ってくれるとても優秀な寒さ対策グッズなのです。その使い方を詳しくまとめました。
寒さ対策にプチプチを使う理由
プチプチを使って得られる効果2つ
寒い地域では二重窓を付けて寒さ対策することはよく知られていますよね。
ガラスとガラスの間に空気の層を作ることで外気温を室内に伝えにくくする事が、窓を二重にする理由です。
実は気泡緩衝材(プチプチ・エアセルマット)を窓に張ったり吊るすことでも同様の現象が起こります。
気泡緩衝材は粒の中に空気がある為、シート1枚で優れた断熱材になるのです。
また、暖房の節約にも効果があります。気泡緩衝材を使っていると暖気を外に逃しにくいのも大きな特徴です。
輻射熱で部屋全体が暖まり室温が下がりにくいので、暖房効率がよくなります。
プチプチを使うメリット
プチプチは手にとにかく入りやすいものです。
荷物が届いた際の梱包材を取っておけば無料ですし、
大きなものが欲しければ100円ショップやホームセンターでも購入できます。
サイズも多様ですから窓に合わせてチョイスできます。
柔らかいシート状なのでハサミで簡単にカットできるのも手軽です。
気泡緩衝材は単一の素材で出来ており
リサイクルが簡単です。
廃棄するときは多くの場合プラスチックゴミに捨てればOK(自治体により異なる)。
気泡緩衝材業界も環境への配慮が進んでおり、
プチプチのメーカーである川上産業はリサイクル・原料の再生化に力を注いでいます。
川上産業(株)のリサイクルのへの取り組みについて詳しくはこちら
寒さ対策は窓から始めると効果が高い!
寒さ対策をするなら窓から始めると効果が高いことを覚えておきましょう。
外気温の流入は窓からが7割もある為、室内の温度は窓に大きく左右されます。
最近の住宅は窓が小さい傾向にありますが、断熱性能を上げる利点があることも小さい窓が好まれる理由の一つだそうです。
ペアガラスに交換したり、二重窓を付ける事が難しい場合は、気泡緩衝材を使うと手軽でおすすめです。
プチプチを使って部屋を暖かく保つ方法
透明な気泡緩衝材を使う方法
用意するのは一般的な透明のプチプチ/エアセルマットで十分です。
プチプチをカットします。大きさはガラス面より少し大きく。
今回は小さめのプチプチをセロハンテープで継ぎ合わせました。
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粒の面を窓に向けて直接ガラスに貼り付けて下さい。粒の内側や粒の隙間に空気の層ができ、保温効果が高まります。
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次に、アルミ付きプチプチ/エアセルマットを使う方法をご紹介します。
アルミ付き気泡緩衝材を使う方法
プチプチやエアセルマットにはアルミが付いたものがあります。
保冷バッグのような感じですので、柔らかさしなやかさは損いません。
このアルミプチを使うと、冬場だけでなく夏場でも室内の温度を快適に保つ効果があります。
アルミ面を外に向けて、カーテン状に吊るす。
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窓とアルミの間に空気の層を作る。
この部分で冷気を溜めておくことで室内に寒さを送り込みにくくする。
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プチプチ/エアセルマット面は暖気を逃さない効果がある為、室内に向ける。
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使わない時はくるくる丸めて洗濯バサミで止めておけばOK
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※アルミ付きを使うと室内が暗くなることがデメリットです。
また、光を反射するのでご近所への配慮も必要です。
常時光を取り入れたい場合は、透明なプチプチ/エアセルマットをお使い下さい。
まとめ
いかがでしたか?とても簡単に寒さ対策が出来ますので、お家やオフィスの寒さ対策にお役立て頂ければ幸いです。
- 気泡緩衝材は二重窓のように冷気を入れず暖気を逃さない
- 気泡緩衝材の粒面をガラスに向けると空気層が出来る(アルミ付はアルミ面をガラスに向ける)
- 気泡緩衝材は手に入りやすく、リサイクルも簡単
オススメ商品
プチプチ/エアセルマットロール